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リトアニア・ソヴィエト社会主義共和国国歌

LTSR Valstybinis Himnas

作詞:Antanas Venclova
(アンタナス・ヴァンツロヴァ)

作曲:Balys Dvarionas
(バリス・ドヴァリョーナス)
Jonas Švedas
(ヨナス・シュヴャーダス)

リトアニアSSR国旗・国章

音源

歌詞:(リトアニア語)

1.
Tarybinę Lietuvą liaudis sukūrė,
Už laisvę ir tiesą kovojus ilgai.
Kur Vilnius, kur Nemunas, Baltijos jūra,
Ten klesti mūs miestai, derlingi laukai.

Tarybų Sąjungoj šlovingoj,
Tarp lygių lygi ir laisva,
Gyvuok per amžius, būk laiminga,
Brangi Tarybų Lietuva!

2.
Į laisvę mums Leninas nušvietė kelią,
Padėjo kovoj didi rusų tauta.
Mus Partija veda į laimę ir galią,
Tautų mūs draugystė kaip plienas tvirta.

Tarybų Sąjungoj šlovingoj,
Tarp lygių lygi ir laisva,
Gyvuok per amžius, būk laiminga,
Brangi Tarybų Lietuva!

3.
Tėvynė galinga, nebijom pavojų,
Tebūna padangė taiki ir tyra.
Mes darbu sukursim didingą rytojų,
Ir žemę nušvies komunizmo aušra.

Tarybų Sąjungoj šlovingoj,
Tarp lygių lygi ir laisva,
Gyvuok per amžius, būk laiminga,
Brangi Tarybų Lietuva!

 

歌詞:(日本語訳)

人民により作られしソヴィエト・リトアニア

誰だ真実と自由へ向かっているのは?

何処か、ヴィルニュス、ネマン、バルト海

さあ行こう、われらの豊富なる都市へ!

 

栄光あるソヴィエト連邦にて、

我らは、ソヴィエトの国と国に囲まれ、

生きよ、永遠に我らの幸運

高価なるソヴィエト・リトアニア!

 

2.

レーニンは我らを幸運への小道へ導き出す、

偉大なるロシアの人民はわれらを救い、敵へ戦う。

そして、党は我らを良い方向へ、幸運へ導く。

全人民の友情は、揺ぎ無い鉄で結ばれている。

 

栄光あるソヴィエト連邦にて、

我らは、ソヴィエトの国と国に囲まれ、

生きよ、永遠に我らの幸運

高価なるソヴィエト・リトアニア!

 

3.

我らの国は力強く、常に我らに危険なし。

平和で純粋な空へと、羽ばたかせる。

労働者よ、共に偉大なる明日を作り、

そして、夜明けには共産主義が東の大地を照らし出す!

 

栄光あるソヴィエト連邦にて、

我らは、ソヴィエトの国と国に囲まれ、

生きよ、永遠に我らの幸運

高価なるソヴィエト・リトアニア!

 

歌の説明:

結構力強く、すばらしい歌詞の国歌ですね。特に、3番の部分が印象に残りますね。国は、バルト3国のリトアニア。現宗教は、カトリック。この国歌の歌詞は、スターリンヴァージョンがありますが、ただ「Mus Partija...」のところを、「Mus Stalina...」としかなっていなかったようです。大祖国戦争中は、ヒトラーのナチス・ドイツに占領されましたが後にソ連が奪い返して、又、それを機会にソ連構成共和国になってしまいました。言語は、リトアニア語でロシア語やラトヴィア語と似ていて、逆に真上にあるエストニア語とは、遠い関係なのです。現在も、ロシア系民族はまだリトアニアに残っており、又、若者を中心にロシア語の普及があることから、ロシア語話者がリトアニア語話者を上回ると言う事が推測されています。主な都市は、首都のヴィルニュス、カウナスそして、流れる主な川は、ネーマン川(リ:ニャームナス、ド:メーメル)です。ネーマンは、ドイツが第三帝国時代(いわゆるナチス)には、ドイツ領とされましたが、敗戦後にリトアニアに渡りました。当時ドイツが所持していた「マース」「エッチュ」「ベルト海峡」も他の国に渡りました。独立後の国歌は、ヴィンツァス・クディルカが作曲した「国民の歌」が国歌と定められました。どう、アゼルバイジャンSSR国歌でいたとおり、長〜く書いたでしょう。うっしっし...

出展:

音源はCD"National Anthems of the USSR and Union Republics"を参照したとのこと。リトアニア語歌詞は、Wikipediaを参照にして執筆したもの。日本語訳は、英語版歌詞を翻訳したものです。

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