作詞:Павло Григорович Тичина
(パヴロ・フリホロヴィッチ・トゥィチュィナ)
Микола Платонович Бажан
(ムィコラ・プラトノヴィッチ・バジャン)
作曲:Лебединець Антон Дмитрович
(レベディネッツ・アントン・ドミトロヴィッチ)
ウクライナSSR国旗・国章
歌詞:(ウクライナ語)
1.
Живи, Україно, прекрасна і сильна,
В Радянськім Союзі ти щастя знайшла.
Між рівними рівна, між вільними вільна,
Під сонцем свободи, як цвіт розцвіла.
Слава Союзу Радянському, слава!
Слава Вітчизні на віки-віків!
Живи Україно, радянська державо,
В єдиній родині народів-братів!
2.
Нам завжди у битвах за долю народу
Був другом і братом російський народ,
Нас Ленін повів переможним походом
Під прапором Жовтня до світлих висот
Слава Союзу Радянському, слава!
Слава Вітчизні на віки-віків!
Живи Україно, радянська державо,
В єдиній родині народів-братів!
3.
Ми славим трудом Батьківщину могутню,
Утверджуєм правду безсмертних ідей.
У світ комунізму - величне майбутнє
Нас Ленінська партія мудро веде.
Слава Союзу Радянському, слава!
Слава Вітчизні на віки-віків!
Живи Україно, радянська державо,
В єдиній родині народів-братів!
歌詞:(日本語訳)
1.
生きよ、我らの力強く美しきウクライナよ、
ソビエトの中で栄光あれ。
友なる諸国、一つなる自由よ、
自由なる太陽は輝き、花々を今咲かす。
栄光あれ、ソビエト連邦よ、栄光あれ!
栄光あれ、我らの祖国よ。
生きよ、ウクライナ、ソビエトの土地よ、
一つに、祖国の人民と兄弟よ!
2.
我らの偉大な人民は戦いにて全て平等、
友なる、兄弟とロシアの人民よ。
レーニンは我らを勝利へと導き、
我らの偉大なる赤旗が勝利の示し。
栄光あれ、ソビエト連邦よ、栄光あれ!
栄光あれ、我らの祖国よ。
生きよ、ウクライナ、ソビエトの土地よ、
一つに、祖国の人民と兄弟よ!
3.
我らの力強く、偉大な祖国は、
理想を超える意思によって築かれた。
共産主義の世界の、偉大なる未来、
レーニンの党は、我らを導く!
栄光あれ、ソビエト連邦よ、栄光あれ!
栄光あれ、我らの祖国よ。
生きよ、ウクライナ、ソビエトの土地よ、
一つに、祖国の人民と兄弟よ!
歌の説明:
1955年に、スターリンが死去しフルシチョフが指導者のなったことで、「ソ連の統一感を示す」として、全15構成共和国の旗と国章や、国歌をすべてロシアのスタイルと同じようにする政策が始まりました。ウクライナも当然そのひとつです。この国歌は、1944年に作曲・作詞されましたがスターリン批判により、ロシアと同じく歌詞は削除されました。改訂版ソ連国歌が誕生して1年後の1978年に、改訂版ウクライナSSR国歌は誕生したのです。曲を聴けばわかると思いますが、歌詞の行と歌いだし、歌い終わりがロシアSFSR国歌と似ているでしょう。改訂版歌詞はムィコラ・プラトノヴィッチ・バジャン、オリジナル歌詞はパヴロ・フリホロヴィッチ・トゥィチュィナです。あと、ウクライナは1980年代にチェルノブイリ原子発電所爆発事件が起こったことも、有名です。ベラルーシに近いことから、被害はウクライナだけではなくベラルーシにも広がりました。又、1930年代のウクライナといえばコサックが大量餓死したことでも有名です。特に1933年は、一番死傷者が多い年です。(なぜか理由はわかりませんが)
出展:
音源はCD"National Anthems of the USSR and Union Republics"ウクライナ語歌詞は、Wikipediaを参照にして執筆したもの。日本語訳は、英語版歌詞を翻訳したものです。尚、「1930年代のウクライナといえば...」 は、映画「The Soviet Story」を参照ました。
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